10月、9月に働いた分の振休を使ってまたしても箱根のオーベルジュへ。
今回はかなり期待値が高かかったHIRAMATSUさんです。
土日だとかなりお高いので、木曜日に休みを取って行ってきました。
行き方を調べていて初めて知ったのだけど、なんと池尻大橋から高速バスに乗って
2時間で辿り着けてしまうというアクセスの良さ!!
前回のKANAYAさんの時は、小田急線で箱根湯本まで行って、そこから箱根登山鉄道で
強羅まで行って、さらにそこからタクシーだったのでもう移動だけでヘトヘトで。
バス1本で行けるのは非常〜に楽でありがたい。
最近できてなかったスマホゲームをバスの中でやるぞー!と楽しみにしてたのですが
気付いたら爆睡していて目覚めたら目的地というオチ・・
疲れてるのかな・・・
「箱根カントリー入口」という最寄りのバス停から歩いて向かっていたら、
途中でホテルの方が微笑みながら歩いて来てお出迎えして下さいました。
「何で私達が歩いてるのわかったんだろう?」
「カメラで見てチェックしてるのかな??」
と不思議がる我々。
それにしても、笑顔で迎えて頂けるとほっとするものですね。
まず最初に通されたのは、沢山の絵画が飾られた広々としたロビー。
写真じゃ全く良さが伝わらないのですが、広々としていてとても素敵な空間です。
繁忙期はこちらもダイニングとして使用するそう。
welcome drinkのネクター!
恥ずかしながら、今までネクターってずっと桃のことだと思ってました。。
あの不二家の赤い缶の印象が強すぎて。。。
どうやら「果汁」のことみたいですね。
一生勘違いしてるところだったわ
さて、いよいよ待ちに待ったお部屋へ!
すごく広いわけではないけど、とっても居心地の良い空間!!
このリクライニングチェアがとっても座り心地が良くて最高〜
そしてそして、気になるバスルームはと言いますと・・・
最&高!!!
この一面グリーンの眺めがたまらない・・癒される・・・
ちゃんとバスマットが2種類用意されているところとか、
お風呂に浮かべて香りを楽しむヒノキのリボンがあったりとか、
かゆいところに手が届くサービスの良さを感じました。
そして見てくださいこのアメニティ。天下のブルガリ様ですよ!!
初めてブルガリ様の石鹸使ったけど、ものすごく良い香り!!!
まるで香水を全身に塗りたくっているようです
アメニティは今まで泊まったオーベルジュの中で間違いなく1番高級ですね。
テラスに出て下を覗くと、そこには広大な池が。
よく見ると優雅に鯉たちが泳いでいます
こんな広い池で泳げてちゃんと餌も貰えるなんて、恵まれた鯉だなー
私も次生まれ変わったらHIRAMATSUに飼われる鯉になろうかな 笑
一通りチェックを終え、ネスプレッソでコーヒーを淹れて飲み、
さっとお風呂に入ってゴロゴロしてから夕食の時間。
ちなみに、お湯の温度はKANAYA同様にとても熱かったのですが、
ちゃんと最初に「とても熱いので入る時は水を足してください」
と説明を受けていたのでビックリせずに済みました。
地下のダイニングフロでは、さっきの池が目の前に広がるソファ席に通してもらいました
夜は池のところどころに炎が灯され、よりムーディーな雰囲気に。
さぁ、夕食の始まりです!
まず初めに運ばれて来たのは、箱根の霧をドライアイスで表現している
まるで盆栽のような楽しい一皿。
よく見ると実際に食べられる3種類のアミューズがぶら下がっています。
2人で盛り上がりながら動画に収める。
これよこれ!このエンターテインメント性が欲しいのよね!!
お次はフランス産キジのポルペッティと胡麻のポレンタ、パルミジャーノのリゾット。
キジなんて食べたことない!
キジと言えば、「桃太郎と一緒に鬼ヶ島に行った」って印象しかない!!
と思ったあたりから頭の中がすっかり鬼退治モードになってしまい、
「もーもたろさん、ももたろさん」という音楽がずっとリフレインしてました・・
ちなみにポルペッティとはミートボールの意味らしいです。
こちらは松茸と国産穴子のスパゲッティ。
スパゲッティが盛られた上に松茸と穴子がトッピングされているものを想像していたら
だいぶ様子が違うものが来ました。
私はスパゲッティも松茸もそこまで好きではないので、
これはあまりテンションが上がらなかったです。
穴子はパリッとしてて美味しかったけど!
続いてはこちら、柔らかく蒸しあげた鮮魚をフレッシュポルチーニと
ギリシャ産のカラスミとともに。
さっきのパスタも泡の中に入ってたのですが、こちらも泡!
金目鯛とカラスミのバランスが絶妙でとても気に入りました。
最後はラスボスのフォアグラ!
ベーコンと黒トリュフを挟んだ大根と一緒にいただく、いわゆる「フォアグラ大根」。
私は鴨肉が苦手なので牛肉に変えてもらったんだけど、
この牛肉が柔らかくてうまかった〜〜
れいじの鴨肉も美味しかったようです。さすがメインディッシュ!
arcanaもKANAYAもフレンチ寄りだったけど、
こちらは和食とフレンチの融合という感じで、それはそれで面白かったです
そうこうしているうちら運ばれて来たデザートプレートには、
ちょっとシュールな文字で「元気な赤ちゃんを」のメッセージが!!!
れいじが「俺が頼んでおいたんだよ」と言ったので信じかけたのですが、
そうではなくホテルの方のお気遣いだったようです 笑
なんというおもてなしの心!!
大変なこともある妊婦生活だけど、こういう優しさに触れると
「頑張ろう!」とすごく励まされます。
箱根名物の寄木細工のプレートに乗った焼き菓子でフィニート。
寄木細工は昔、箱根が好きだった祖母がよくお土産で買って来てくれたので
これを見ると祖母を思い出します。
寄木細工の貯金箱にお小遣い貯めてたなぁ〜とか。笑
そんなほっこりした気持ちで締めくくれたディナーでした。
HIRAMATSUさんがarcanaやKANAYAと違うところ、それは
なんと予約制の貸切露天もついているのです!
お部屋のお風呂も良いけど、こちらは2人で一緒に入っても余裕の広さで
とっても気持ちよかったです。
一度で二度楽しめてなんだかお得な気分!
いや〜よかったね〜〜と言いながら部屋に戻り、就寝。
お風呂に入って食べているだけであっという間に一日が終わるのでした。笑
—
翌朝。
ダイニングと同じ場所で朝ごはん。
黒胡椒のリゾットとイタリア風ミネストローネスープ
ポーチドエッグ ベアルネーズソースとカポナータ、ガーリックトースト
ミントの泡をトッピングしたフルーツトマトの冷静カッペリーニ
マチェドニアとヨーグルトのデザート
と、ここで我々あることに気付く。
「泡、リゾット、カッペリーニ・・・」
「昨日のディナーと若干かぶってるよね?」
どれも文句ない美味しさなのだけど、昨日のディナーにもリゾットとスパゲッティが
出てきたため、やや飽きてしまった感がありました。
「せっかく2食しかないし、できれば全然違うもの食べたいよね」
というのが食に対する執着の強い食いしん坊夫婦の意見です。
次来た時にはガラッと違うものが出てくるといいなー
部屋に戻ってもうひとっ風呂入り、12時にチェックアウト。
本当に旅っていうのはあっと言う間なものですね。。。
ちなみにHIRAMATSUさんは子供も宿泊可能な珍しいオーペルジュなのだそう。
バスですぐに来られるのも良いし、来年出産後にまた3人で来るのを楽しみに
ホテルを後にしたのでした。
バスを途中下車して仙石原のすすきを眺め、
よもぎあんソフトをうめーうめーと食べて、
あとは特に観光もせずに帰宅。笑
まぁついこの間箱根に来たばっかりだしね
バスで池尻まで帰れるのは本当に楽で最高でした!
それにしても最近オーベルジュ旅行記しか書いてないなー
それ以外どこにも行ってないしね、、
アクティブに動きたいのは山々なのだけど、なんせお腹も重いし、
子供の物も色々揃えないといけないしで
気づけば時間もお金もなくなっていく・・・
とはいえ、あっという間に妊婦生活もあと3ヶ月で終了なので
ラストスパートを楽しもうと思います!