May 6

 

3ヶ月半に及んだ無職生活にも終わりがやってきました。

仕事を辞める前は無職生活をものすごく楽しみにしていたんだけど、

いざ辞めてみたら毎日退屈でやることもお金もなくなっていく、

という切ない現実から脱することに決めました。

思えば20代前半から「疲れたら休む=仕事を辞める」ことを厭わず、

今まで何度も無職生活を満喫する機会があったのですが

35既婚者となった今回の無職生活は過去最も面白くなかったですね。笑

なんだかんだ家事ばっかりやってしまって外に出かけることも少なかったし、

微々たる貯金がどんどん減っていくのを見るのも恐ろしかったし、

あーわたし、大人になってしまったのね。と認めざるを得ませんでした。

毎日blogを更新するぞ!とか豪語してたのに、結局香港旅行記しか書いてないし。笑

 

(無職生活中に撮った近所の遊歩道の桜)

 

で、ちょうど求人がすごく多くなった3月末のタイミングで

「そろそろ就活すっぺか」とエージェント3社に登録し、

幸いなことに一番気に入ったところに希望の条件で入社が決まりました。

本当にね、東京生まれにしては今時めずらしい低学歴人間の私ですが

昔から運だけは良くて人にもとても恵まれてると思う。

どうしても進学する気になれず、大学に行かないと決めた高3の時に

「学歴で選ぶ会社なんてこっちから願い下げだ!

学歴なんかなくても実力でのし上がれるとこまでのし上がってやる!!」

と社会の厳しさを何も知らないのに根拠のない自信を持っていたわけですが、

働き始めて18年、そろそろ本当にのし上がってきた感があります。笑

 

(無職生活中に行ったちひろ美術館。幼い頃の本の記憶が蘇りました)

 

とは言え、今もし大学に行かないという選択を考えている高校生がいたら

声を大にして言いたいのですが、高卒で社会に出るということは甘くありません。

まず前提として「世間に馬鹿にされる」ということがあります。

「大学行ってないんだね」とか

「学歴がない奴は知性がない」とか

平気でそういうことを言ってくる人が世の中にはいます。

正直むかつきます。

あと当然ですが「学生時代のサークルは?」とか聞かれた時には

「中高6年間写真部でした」

と中学・高校の時の部活動しか答えようがありません。

サークル以前に大学すら入ってませんから。

仕事も、手取り十数万で販売員やったり毎日夜中まで働いて死にたくなったり

気に入った会社も大卒が前提でエントリーできなかったり

面接に行っても大卒じゃないことが原因で落とされたり。

私の場合はそんな20代が待っていました。

今考えれば18年の間に紆余曲折あったなぁ。

でも、どんなことが起きても気にしないことです!

あと、絶対自分はなんとかなる。と仮に根拠がなくても自信を失わないこと。

あと、何かひとつ語学をマスターすること。

あと、明るく楽しく良い人であること。

それさえクリアすれば、大学行かなくても十数年後には

大学を出た人たちと肩を並べられる、あるいはそれ以上になれるはず。

と私は思います。

・・・でも実際のところ大学に行けるなら行っといた方が良いと思う。笑

自分の可能性を広げられるに越したことはない!

 

(無職生活中に行ったBundan Cafe。凄く素敵な雰囲気。結局1回しか行けなかった・・)

 

新しい会社ですが、社長面接で「早くていつから始められる?」と聞かれ、

「GW明けから大丈夫です!(キリッ)」とやる気を見せたら

まさかの7日スタートになってしまった・・・。

こうなると「あーもっと無職生活満喫したかったな」とか思うけど、

すでに頭の中空っぽでお付き合いのあった人たちの名前思い出せるか不安だし

今くらいで社会復帰しておくのがちょうど良いのかな、と思います。

GWには無職生活最後の長野旅行に行ったので、今月中には書く予定!

明日は令和初出社の人が多そうですね。一緒に頑張りましょう!

 

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