香港4日目、マカオへ移動の日。
「ちょっと連日食べ過ぎだから胃を休めよう」
と、朝ごはんはホテル近くの粥店 “Nathan Congee & Noodle” へ行ってみることに。
かなり狭くてお世辞にも綺麗とは言えない店内。
おばちゃん達が数名でお粥を煮込んでいます。
日本人観光客も多いのか、日本語のメニューを出してくれました。
お粥だけでものすごい豊富な種類!!
迷った末に、ピータンと豚肉の粥と、ワンタン麺、揚げパンを頼む。
ワンタン麺は普通だけど粥がうっまーーー!
豚肉とピータンがお粥に入ってるなんてどういうこと?状態だったのですが
まさに未知との遭遇!!
ピータンと豚肉の塩気とお粥が絡み合って絶妙な口どけ・ハーモニーを醸し出します。
まさかこの小汚いお店で絶品粥に出会えるとは思ってもみませんでした。笑
ホテルに戻り、スーツケースを持って向かった先はChina Ferry Terminal。
香港からマカオのフェリー、事前にネットで調べたんだけど結構わかりにくい。
香港市内とマカオ市内にフェリーターミナルがいくつかあり、
さらにTurbo JetとCotai Jetという2つのフェリー会社が運行しているため
正しい組み合わせを把握するのに手間取りました・・
我々は香港九龍地区のChina Ferry Terminalから、マカオのコタイ地区にある
Taipa Ferry Terminalに行きたかったのですが、
そのルートだと運行してるのはCotai Water Jetのみのようでした。
本当は完成したばかりの香港とマカオを結ぶ大きな橋を車で渡る、
という案もあったのだけど、まだ情報が少なく諦めてフェリーにしたので
次回もし行くことがあったらぜひ橋を渡ってみたい!
ターミナルの中にはスーツケースを事前に預けるところがあるのですが、
ここで預けなくても船内に持ち込みもできたみたい。
ただ、他の人のスーツケースとまとめて乱雑に放置されるだけなので
預けた方が安心かも?
いよいよマカオ行きフェリーへ乗り込みま〜す!
私は乗り物酔いがひどいので、1時間前に酔い止めの薬を飲んで準備バッチリ。
「そんなもん飲まなくても大丈夫でしょ、1時間だし」
「神経が過敏すぎるんだよ」
と言うれいじの悪口を遠くに聞きながら、
薬の効果で気持ちよーく爆睡。
到着と同時に目を覚ますと、そこには
「俺、ちょっと酔ったわ・・」と眉間にしわを寄せるれいじがいました。笑
—
到着後はフェリーターミナルから出ているリムジンバスで、直接ホテルへ!
泊まるのは、City of dreamsという複合施設の中にある
Nuwaという出来たばかりのホテル。
かのザハ・ハディド氏が設計したMorpheusという話題のホテルの隣にあります。
Morpheusほどラグジュアリーではありませんが、Nuwaもとても良いホテルです。
オープンしたてだから、どこもかしこもピカピカだし、スタッフもみんな親切。
部屋に着くとウェルカムレターとフルーツが!(食べないけど)
さらにゴロゴロしてると頼んでもいないのにケーキが運ばれて来ました。
やっぱり良いホテルのサービスは違いますねー。
私が一番気に入ったのはこのお風呂!
深めのバスタブで、一人でゆったり入れてとても贅沢な気分。
泡風呂に入りながらFIJIウォーターを飲むなんて、
まるでミランダ・カーにでもなった気分です。
こんなお風呂が家にあったら毎日入るのに・・・!!
いや、普通の風呂でも毎日入ってますけど。笑
マカオ初日の夜ご飯はLitoralというポルトガル料理へ。
ここでちょっとしたアクシデント発生。
Litoral、いくつか店舗があって、
我々はホテル近くのコタイ地区にある店舗へ行くつもりだったのですが、
ホテルが手配してくれたタクシー運転手さんが間違えて
わざわざ橋を渡ってマカオ島の店舗へ行ってしまったのです・・
行きたかったお店に行けなくて、テンションが下がる。
このblogを読んでる方はご存知の通り、我々は食に対する執着が人一倍強いので
こういうアクシデントが起こると一気にお通夜のような雰囲気になります。
まぁでも、系列店なんだから提供してる食べ物は一緒のはずだよ!
元気出していこ!ファイト、オーーーーー!!!
とバスケ部並の気合いを入れ直し、気になる品々を注文。
まずは前菜のシーフードサラダ、具がいっぱいで美味しい!
サラミやピクルスが乗ってるのも良いですね
続いてバカリャウ(鱈)のコロッケ。
ポルトガルの食卓ではお馴染みのようです。
こちらも揚げたてでホクホク美味しくて一瞬でペロリ。
メインはダックライス!!
これはれいじも私もポルトガルで一番食べたかったものなので
いっきにハイテンションに。
鴨肉と出汁で炊いたライスの上に、ポルトガルソーセージが乗っていて
ライスの中にも鴨肉がたっぷり!
ん〜〜美味美味。なんだか家でも作りたくなっちゃうなぁ。
と思ってレシピを調べてみたら、一行目が
「あひる(鴨)をさばく」
だったので見なかったことにしました・・
デザートにはメレンゲがタワーのように高くなった上から卵黄のソースがかかった
Egg yolkスフレと、ブリュレ。
お店は違ったけど、結局お腹いっぱい大満足でお店を後にしたのでした。
2日目に続くー!