2016年8月25日
本日、購入したマンションの引き渡しが無事完了し、
正式にマンションオーナーとなりました
名付けて借金記念日です!
ローン会社から私の口座にお金が振り込まれ、
それを売主の口座に振り込むという流れだったので
一瞬だったけど口座残高が一千万超えになったのは胸熱でした
もう一生見ることないかもしれないからスクショ撮っちゃった 笑
引き渡し日が8月と決まってから、8月1日〜31日までの過去の出来事を
Wikipediaで調べまくり、不吉なことが起きてる日はすべて除外。
不思議なことに日によって全然違うもので、たとえば8月17日なんかは
虐殺、戦争、列車事故、また虐殺、船転覆、飛行機墜落、
ハリケーン大量死、また飛行機墜落、地震、また船転覆・・・
と、とにかく人が死んでるんですよ。
気持ちの問題だけど何となく不吉な気がして避けたくなりますよね。
で、25日はというと、ウルグアイがドイツからの独立を宣言したり、
北里柴三郎がペスト菌を発見、羽田空港が開港、チキンラーメン発売開始、
と「未来に向かう明るい出来事」が多かった上に「大安」ということで
もう25日しかない!と早々に決めていました。
やー引き渡しが終わってなんかもう終了した感あるけど
実際はここから長い長いローン返済が始まるので何も終わってないんですよね・・
(むしろ始まっている)
心機一転、オーナー業がんばりまーす!
1日休みを取っていたので、渋谷で引き渡しが終わった後は
前から行ってみたかった富ヶ谷のPathというお店へ。
Figaoに載っていたこのダッチパンケーキが食べたくて食べたくて!
焼き上がりを待つこと30分・・・
キターーーー!なんておいしそうな見た目!
上には生ハム、中にはブッラータというチーズが入ってるんだけど、
塩気と甘みが良いバランスで混ざっててもう最高。
メープルシロップをかけるとこれまた違う味わいが楽しめます。
毎日でも食べたいくらい気に入ってしまった・・
お店の方たちも良い感じだったし、また絶対に行きます!
全然関係ないのだけど、富ヶ谷近辺で頻繁に見かけるこの「春の小川」。
何かと思って調べたら、どうやらこの辺にはむかし川が流れていて、
「春の小川」を作詞した高野辰之氏がこの地に住んでいたことから、
歌の由来になっている地域なのだと言うことらしい。
ただ高野氏の出身地である長野の川なんじゃないか説もあり、
真偽は不明とのこと。
その割にはかなり主張している電柱広告ですね。笑
ランチが終わった後はバスに乗って代田橋へ。
この古い建物、むかーし闇市が開催されていた「大吉市場」というらしい。
1920年代に建てられたというのだから、まだ残っていることに驚きです。
久しぶりに展覧会を見に行きたいなーと、開催中の展覧会を探す時に使ってる
「チラシミュージアム」というアプリを見て面白そうなのを探していたら、
その中にひときわ目を引くチラシがあって。
それがこちら、大吉市場で開催されている山下昇平さんの展覧会「主菜は英雄のお肉」。
しかもなんと、山下さんは「タラレバ」でおなじみの大人気漫画家、
東村アキコさんの美術部の後輩というではないか。
さっそく二人のWEB対談を読んだら、ものすごい興味が湧いてしまいまして。
私が天才だと思っている東村アキコさんが天才と言うんだから、
もうこれは山下さんは天才に違いないと。笑
どんな作品に会えるのだろうかとワクワクしながら向かったのです。
受付のお兄さんに「展示品はすべて触っても動かしても写真を撮ってもいいです」
と言われて「さすが天才は太っ腹やな・・!」とのっけから感動。
この辺は粘土で作った可愛らしい人形やブタちゃんたち。
でも次の瞬間・・・
こわっ・・!急に怖い・・・!!
夜の畳の部屋に飾ってあったら確実に泣き出したくなるでしょう。
「炭」とか「角断」とか名前がついてるのですが
ちょっと狂気じみてます。
さっきのかわいいブタちゃんを作った人の作品とは思えません。
そして一番奥の部屋に行くと・・
なんとも怪しげな食卓。
こちらが「英雄のお肉」を食べているお二人でしょうか。
そもそも「英雄」は「えいゆう」なのか「ひでお」なのかも
定かではないらしく。
皆さん自分で好きなように定義してくださいということかしら
でも写真じゃ伝わりにくいのだけど、可愛い作品も怖い作品も含め、
すべての作品がまるで命を宿しているようなんです。
今にも動き出しそうというか。
そんな風に思ったの初めてだったので不思議な感覚でした。
さっきの女の子の寄りバージョン。
この子もまるで息をしていそうなリアルさ。
さらに寄り。
ほんとうに繊細で人間のような表情・・
と夢中で写真をバシバシ撮っていて、ふと振り返ったら
椅子に一人女性のお客さんが座っててファッ!?ってなりました
人形が増えたのかと思ってビビッた・・
こんな至近距離で写真撮ってるの見られてたのちょっと恥ずかしい。
帰ろうとしたら受付のお兄さんが山下さんご本人にすり替わってて
これまたびっくり!!
WEB対談では「まともな会話ができない」とか「普通じゃない」とか
散々書いてあったのでどんな方かと思いきや、
ちゃんと会話のキャッチボールができたので安心しました。笑
むしろすごく気さくで良い方!
「受付座ると思ってなかったから穴があいたTシャツ着てきちゃった」
とちょっと天然なところもお見受けできますが・・
(穴は作品作りをしている時に火花が散ってあいたらしいです。危険。。)
良い意味で作品に統一感がなくて良いですね、と言ったら
「でも安定感ないから仕事をする上では困るって言われる」とのこと。
確かに可愛い人形をイメージして仕事を依頼して
あのお面が納品されたらクレームきますよね 笑
でも独自の世界を持っているとても素敵なアーティストだと思います
東村さんの自伝「かくかくしかじか」の舞台となっている絵画教室に
山下さんも通っていたらしく、「漫画に何コマか僕も出てきます」と。
もう一回全部読み直さねば!!
漫画の登場人物にリアルに会えたことも感動で、何だか得した気分。
一度で二度美味しい展覧会でした。
興味が湧いた方はぜひ見に行ってみてくださいね。
(山下さんの在廊日を要チェックです!)
久しぶりの展覧会でエネルギーをもらって元気が出たので
夜は久しぶりの自炊!
レーズンとカシューナッツのご飯にレンコンのキーマカレー
ポーチドエッグを添えてラッシーも。
久々のちゃんとした料理、楽しかったな
この調子で外出や料理をする回数を増やせますように。