May 23 – 29

 

先月会社の近くにオープンした一人しゃぶしゃぶ専門店「山笑ふ」。

給料日の夜に食べに行って来ました(もちろん一人で。)

 

 

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店内は想像以上に広くて、ズラーッと”一人席”が連なっています

全部で50席くらいでしょうか。

お客さんは私一人。これはかなり気まずいです。

「お好きなお席にお座りください」と言われても

全部空いてるのでどこに座ったらいいのか困惑してしまいます

 

 

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前菜とデザートのついたしゃぶしゃぶセット。

お肉は予想よりも美味しかったです

タレもポン酢とごまダレ、辛いごまダレの3種類あって良かった

ただいかんせん気まずい。お店の人たちが皆暇そうで気まずい。

私は一人でご飯を食べるのは全然平気なのですが

完全に一人だとお店の人全員に見られている気がして

さすがに居心地が悪い。

結局入店から退店まで私一人きりでした

「一人しゃぶしゃぶ専門店」って「店内完全一人」って意味だったのかな

せめてカウンターを2レーンじゃなく1レーンにして、

部屋の半分はテーブル席にした方が良かったのでは・・

と老婆心ながら今後が心配になってしまいました

完全な”お一人様”を体験したい方は是非行ってみてください。

 

 

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金曜日はBOOKMARCで行われていた題府さんの写真集発売オープニングへ

帰り際に残業していたRちゃんに声をかけたら一緒に来てくれました

題府さんの写真を初めてIMAで見て衝撃を受けてから早2年

ZINEは2つ持っていたけど、ようやく初めて写真集を購入できる日が来ました!

 

 

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「あ、どうも〜」と声をかけて頂き、顔を覚えて頂いていることに感激。

写真ももちろんだけど題府さんのお人柄も私は大好きなのです

さっそく購入した写真集”STILL LIFE”に “To Namiko”とサインも頂き、

ご機嫌でRちゃんとご飯を食べ、23時頃までおしゃべりし、

家に帰ってお風呂に入って楽しみにしていた写真集鑑賞タイム。

 

 

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以前MISAKO & ROSENギャラリーで一部は見ていたものの、(その時のpost)

やはりこうして写真集になって1枚1枚見ると抱く感想が全然違う。

この写真集を見て初めて、私が題府さんの写真に惹かれる要素のひとつに

「懐かしさ」があるのだと気付きました

例えばこの食卓写真集には、私が子供の頃食べていたお菓子が沢山出てくる。

家族と過ごす、毎日が楽しくて仕方がなかった幼い頃の幸せな記憶が蘇る、

「懐かしさ」が詰まってるのだと思う

そんな風に感じさせることができるのは、

題府さんがきっと正直でまっすぐな写真を撮り続けてるからだろうな

 

そして、彼の出身校である写真学校のビジュアルアーツは、

私が高校生の時に良く足を運んでいた専門学校。

写真部が毎年出品する大会の展示会やワークショップが行われてて、

当時は卒業したらそこに通うことも考えたのだけど

自分の方向性に悩んでいた私は結果的にどこの学校にも行かなかった

だからこそ、こうして活躍している人を見るととっても嬉しくなる。

自分の可能性を信じたからでも、特に何も考えていなかったからでも、

その時の選択がちゃんと今につながって形になっているということが

素敵だし羨ましいと思う

なんて色々考えながら見ていたら夜中の3時になってしまったので

慌てて就寝。

エネルギーを沢山もらえた金曜日だったな。

 

 

 

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翌日土曜日は木場にある”Earth+ Gallery”へ、

カワニシタカヒさんの個展を見に行ってきました

カワニシさんも約2年前の個展で大好きになったアーティスト。

もっと早く行きたかったのに最終日前日になってしまった・・

 

 

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新作が沢山あるー!と興奮していたら、カワニシさんご本人の姿が。

週末だから作家在廊だったのか。ラッキー!あとでお声がけしよう。

と思って鑑賞していると、カワニシさんの方から声をかけてくださった。

「以前も来てくれてました?」

「青山の個展に伺って、今日はハガキを頂いたので・・」

とお伝えしたら、なんと私の名前を思い出してくれた!

一度しかお話ししてないのに。なんてことなんてこと。嬉しすぎる。

しかも名前だけじゃなくてお話しした内容もしっかり覚えててくれて

(むしろ私が何話したか覚えてなくてごめんなさい・・)と反省。笑

 

 

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「これはガラスに描いてその上から紙を貼って・・」とか

「フィルムを削って・・」とか、

以前と同じように作品の作り方を丁寧に説明してくれるのだけど

相変わらずさっぱり理解できない自分が腹立たしい。笑

カワニシさんはご自分の写真NGなので見せることができないのだけど

見た目はストリート風でとってもフレンドリーなお兄さんなので

作品とご本人のギャップがある、と良く言われるらしい。笑

確かに宗教的でダークな作品もあったりするので

そういう意味では意外性があるのかも。

 

題府さんとカワニシさんという好きなアーティスト2トップと連日会えて、

私が好きになる理由は「作品」そのものではなく「世界観」なのだな、と実感。

じわじわ好きになるというよりは、出会った瞬間恋に落ちる感じ。

アートに限らず仕事も人も好きになるものはなんでも、

私の場合は”直感”なんだな。

 

 

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大きい作品はとても購入できる額じゃないのだけど

今回特別に小さな作品がお手頃価格で売っていたので初購入!

焦げたハート。嬉しい嬉しい。

写真集やアートを買うと「だんだん私も父に似てきてしまったな・・」

と言う気持ちが強くなる。

DNAには抗えないのですね

 

ここのところずっと無気力状態が続いていたのだけど

ようやくこの週末で救われたかな、と思う

アートの持つパワー、すごい。

この調子で梅雨も乗り越えますよ!

 

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